※個人の(フリーゲーム)感想です

主にフリゲの感想やら

はじめに

フリーゲームの感想等を書いていきます。

基本的にスクショなしの文字のみ。

要望が多ければタイトル画面ぐらいは貼るようになるかも‥‥‥

 

無断転載はおやめください。

 

個人の趣味によるものなのでゲームジャンルの偏り、

文章テンションのばらつき等ありますがご了承ください。

 

元々twitter上に【フリゲ感想】として公開していたものの、

過去ログが見づらい検索しづらいetc.でブログ化しました。

そのためtwitter上に感想を上げる→加筆・修正をしてブログに上げる

という作業手順なので、文章量は多くありません。

その分わかりやすく伝わるように心掛けています。ご了承ください。

なお、ネタバレも極力避けています。

 

私の書く記事を読んで、各フリーゲーム

プレイする人が増えれば幸いです。

 

リンクはご自由に。

URL:http://sushitabetaidaimaou.hatenablog.jp/

 

「J.B...」感想

「J.B...」

・ジャンル:短編ホラーゲームと思って遊んでほしい

RPGツクールMV

・作者:ただすめん 様

・ブラウザ上でプレイ:<http://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm3113>

 

気が付けば見知らぬ部屋、周りには何もなく、

だんだんと不穏な雰囲気に‥‥‥

前情報なしでぜひその衝撃を味わっていただきたい。

 

マウス操作もしくはタップ操作推奨。

ぞわぞわを積み上げていくのがうまいと感じた。

初見の衝撃ありきの作品とも思えるが、それ以降も遊べるので

ちょっとぐらい「あいつ」に付き合ってみてもいいんじゃないかな!

 

これ以上は何を書いてもネタバレになるので早くプレイするんだ!

 

ひょっとしてタイトルってJust Beatの略‥‥‥?

「三億年帝国の夢」感想

「三億年帝国の夢」

・ジャンル:ノンフィールドRPG

RPGツクールMV

・作者:悪魔帯内部 様

・DL:ふりーむ<http://www.freem.ne.jp/win/game/10221>

   夢現<https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_4138.html>

 

男二人、旅する短編ノンフィールドRPG

水彩タッチのグラフィックと映画のようなシナリオが合わさった

独特の雰囲気がたまらない。

 

メインシナリオは1章につきイベント戦闘が1~2程度あるくらいなので

物語に集中できる作りとなっている。

軽快なやりとりと快進撃で爽快な前半と、

それでも終わりに向かっていることを意識させられる後半と、

余韻を残しいろいろと考えてしまうラスト。

クリア後はまるで一本の映画を見終わったような感覚になった。

 

メインシナリオでは物語を追うことに特化しているため、

レベル上げや金策はフリーバトルで行う。

ただ、その時点ではボコボコにされてしまうような敵も

ランダムで出てくるため一戦ごとのセーブを推奨する。

このあたりの戦闘バランスは評価が分かれるかもしれないが

逃げれなくはないし、一部の敵がドーピングアイテムを落とすので

それを活用したり、バステ付与技を駆使したりすれば完封もできるので

個人的にはそこまで高難易度には感じられなかった。

 

レベルやアイテムを引き継いだ2周目や、

終章後条件を満たしていると追加ステージもあり、

ラーニング技のコンプリート等、やりこみ要素もある。

ただ敵図鑑は最新バージョンでは廃止されてしまっているらしく、

そこだけは残念。

 

とにかく好きな人にはたまらないシナリオを読んでみてほしい。

君も彼らの旅と三億年帝国の夢を見にプレイ、しよう!

 

好きなシーンはいろいろあるけれど、やっぱりラストが一番かな‥‥‥

 

「LOAD」感想

「LOAD」

・ジャンル:脱出ADV

RPGツクールMV

・作者:あたりめ 様

・ブラウザ上でプレイ:<http://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm2718>

 

不穏なサブタイトルとデフォルメされたグラフィックから繰り出される

クトゥルフ神話な短編脱出ゲーム。

クトゥルフ神話を知らなくてもところどころ説明が入り、

別にホラーではないので安心してプレイしよう。

 

いとこのお兄ちゃん?

あれはホラーじゃなくてヤバい(婉曲表現)だけだから‥‥‥

 

マルチエンド方式で、トゥルーエンドに行くのはそう難しくない。

脱出ゲームとしての難易度もちょうどよく、

しいて言うなら一部のアイテム入手フラグがわかりづらいかも程度。

しかし公式ページに攻略が用意されているので、

途中で詰まったりエンディング分岐条件が気になったりしたら

参照してみよう。

 

BOOTHにてイラストが追加されたDL完全版もあるそうなので、

気になる人はチェックしてみよう。

 

また、作者は他にもクトゥルフ神話系ゲームを公開しており、

どれもデフォルメされたグラフィックで

がっつりクトゥルフ神話特有のコズミックな深淵をぶつけてくるので

こちらも気になる人はチェックしてみよう。

 

トー・ショコラちゃん、お前の勇姿は名前に負けないビターでハードボイルドだったよ‥‥‥!

「バキッ!脳筋だらけの脱出ゲーム」感想

「バキッ!脳筋だらけの脱出ゲーム」

・ジャンル:ADV

RPGツクールMV

・作者:きざぬ 様

・ブラウザ上でプレイ:<http://www.freem.ne.jp/win/game/14493>

 

己と仲間の筋肉で死のデスゲームを乗り越え謎空間から脱出するゲーム。

プレイ時間は5分程度なので気軽に楽しめマッスル。

 

短いながらセリフだけでなくメニューやステータスまで

ネタが詰まっており、隅々まで楽しめる。

選択肢前にオートセーブしてくれているので筋肉選択肢を

選び放題なのも嬉しい。

 

ネタ作品といえどもムキムキしっかり作られているので

ぜひ筋肉脱出、しよう!

「ヴァンパイア -SUPER REMIX VERSION-」感想

「ヴァンパイア -SUPER REMIX VERSION-」

・ジャンル:ダークアクションスタイリッシュ見るゲー

RPGツクール2000

・作者:池田さん 様

・DL:<http://www.geocities.jp/vipkohaku2010_1/entry/012.html>

 

おぜうさまと「ユダの血族」と呼ばれるヴァンパイアの戦いを

描いた見るゲ。4作品とおまけが同梱されている。

ジャンルにある通りダークな雰囲気と

スタイリッシュなアクションシーンが見どころ。

VIPRPG発であるものの要素は薄いので安心してやろう。

 

最近は「見るゲとはなんぞや?」という人も増えたかと思います。

が、そこはそれ。親御さんや検索エンジンに聞いてみよう!

作品紹介から逸れるしね‥‥‥

 

シリアスな世界観・ストーリーでありながら

ところどころに挟まるギャグで緩急があり、最後まで一気に見てしまう。

登場人物も全員キャラクターが立っており、

見終わった頃には好きなキャラができていること間違いなし。

 

見どころのアクションシーンもぐりぐり動き、

スタイリッシュで手に汗にぎる展開。歩行グラフィックと侮るなかれ。

また、美麗な一枚絵やクールなBGMも話を盛り上げ、

まさにダークアクションスタイリッシュ見るゲとなっている。

 

今作品以外にも続編やパラレル設定など、

ヴァンパイアシリーズとして他にもあるのでそちらもぜひ。

ひょっとしたら記事書くかもしれない。

 

まさか森崎があんなにかっこいいとは。モントヤさんが好きです。

「メイジの転生録」感想

「メイジの転生録」

・ジャンル:RPG

RPGツクール2000

・作者:unbreaktell 様

・DL:<http://www.geocities.jp/vipkohaku2015/entry31.html>

 

(私の中で)やっぱりメイジが熱い!!!!!

 

ということでメイジシリーズ特集第三弾、

「メイジの転生録」についての感想です。

 

フリゲ2016にて2位の作品。そのコメント欄や宣伝ツイートに並ぶ

「† 前 世 覚 醒 せ よ †」という言葉に心惹かれ、

悲劇嘆からまとめてシリーズ三作品をプレイ。

 

 ドハマリしました。そして特集へ‥‥‥

 

今作は現代風ノンフィールドRPGとなっており、前2作とは

若干雰囲気が違うように見えるかもしれません。

が、やはりメイジ。ますますパワーアップしていまいた。

 

まずタイトル画面の文字は「運命転生」「宿命再生」「輪廻解脱」

いいですね。興奮しますね。

OPも気合が違う。ボーカル付きBGMが非常に雰囲気を盛り上げてくれますね。

 

ちなみにOPとEDのBGMがならない不具合があるので

DL先ページにあるパッチは必ずあてようね!

 

 本編開始後もエンターキーを数回叩けばどんじゃか飛び出す

センスあふれる文とスピード感のある展開が

パワーアップしたグラフィック・BGMによる演出と合わさり、

全13章を駆け抜けるようにプレイしてしまいます。

ADVパートとRPGパートのメリハリもよく、

テンポよくプレイできる理由の一つでもあるかと。

 

また、今回の戦闘は雑魚敵ごとに個別の経験値が設定されており、

一定数溜まるとその雑魚敵に対して即死や弱体化などの

効果的な行動ができるようになります。

この効果的な行動は一部のボス戦にも存在し、

ボス敵側も条件がそろうと強力な攻撃を行ってきます。

戦略性が増しましたが、かといって難易度が上がったようには感じない、

個人的にはこれまたちょうどよい塩梅に落ちついているのではないでしょうか。

 

この追加されたシステムが戦闘面での演出を強化しており、

全ての戦闘も物語の一部であると感じることができます。

ノンフィールドなことも相まって、いわゆるダンジョン道中の

中だるみがしにくくなり、前述したテンポのよさ・スピード感に

つながっていくのではないでしょうか。

 

 何よりパワーアップしているのは作者の画力。

これはもうシリーズ一作目からやっていくとよりわかりやすいのですが、

転生録の中でもストーリーの進行とともに成長をとげています。すごい。尊敬する。

 

何度も言ってきましたが、メイジシリーズは

自分でプレイしてこその作品だと思っています。

是非プレイしてから判断してみてください。

できればシリーズ一作目からやっていくとストーリーを追いやすいですし、

何より一人の作者の成長の軌跡をたどれます。

 

フリゲ20162位は伊達じゃなかったぞ!

君も前世覚醒、しよう!

「メイジの因果録~歪曲因果 逆行運命~」感想

「メイジの因果録~歪曲因果 逆行運命~」

・ジャンル:RPG

RPGツクール2000

・作者:unbreaktell 様

・DL:<https://www65.atwiki.jp/mageseries/pages/15.html>

   (↑2つVerがあるのでまとめて掲載されている非公式Wikiより)

 

(私の中で)まだまだメイジが熱い!!!!!

 

ということでメイジシリーズ特集第二弾、

「メイジの因果録~歪曲因果 逆行運命~」についての感想です。

 

フリゲ2016にて中略「メイジの転生録」の前作にあたる作品。

メイジシリーズ2作目で、悲劇嘆と時系列がつながっているので

悲劇嘆→因果録とセットでプレイすることを強く強くおすすめします。

 

「メイジの悲劇嘆」から10年後に製作した作品ということで、

様々な点がパワーアップしており、OPから、いやタイトル画面から興奮します。

「因果歪曲」「運命再奏」「脱却世界」が並んでいるんですよ?

私は興奮しました。

悲劇嘆がセンスの塊なら、因果録はセンスの鉄塊で殴りつけてくるような

ますますパワーあふれる作品となっております。

 

シナリオは燃える熱い展開がおなじみの語句センスでブーストされ、

最後まで引き込まれる内容。

勢いは前作より強めだが説明不足ではなく、

やはりなんだかんだで王道なので理解はしやすいかと。

 

前作は主人公があまり語らないタイプでしたが、

今作はよくしゃべるタイプの主人公なので

感情移入もしやすいかもしれませんね。

主人公以外のキャラクターも今作はセリフ数が多いので、

気に入ったキャラクターを見つけてみましょう。

 

また、今作もゲームバランスがちょうどいい。

高難易度化・バランス崩壊しておらず、

個人差はあるがラスボス前に多少レベル上げが必要かなという程度。

序盤から麻痺や即死を活用できるので楽。

しいて言うなら飛行船操作パートが操作難により若干難しいかもしれない。

 

前回も言いましたが、これも

自分でやってから判断するべき作品だと思うので

悲劇嘆をやって、そして因果録をやってみましょう。

話はそれからだ。

 

別にここまでやって駄目だったらそれはそれでいいんです。

好みは人それぞれですから。

 

でもこの世界観、雰囲気が気に入った人は

次は「メイジの転生録」をやろうね!

因果録までやって転生録をやらないのはもったいないぞ!

 

ということで「メイジの転生録」感想に続きます。

「メイジの悲劇嘆」感想

「メイジの悲劇嘆」

・ジャンル:RPG

RPGツクール2000

・作者:unbreaktell 様

・DL:<http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se374971.html>

 

(私の中で)今メイジが熱い!!!!!

 

ということでメイジシリーズ特集第一弾、

「メイジの悲劇嘆」(Vectorでは「メイジ悲の劇嘆」)についての感想です。

 

フリゲ2016にて2位の「メイジの転生録」の前々作にあたる作品。

メイジシリーズ1作目・作者のデビュー作ということで

全体的に荒削りではあるものの、基本をおさえた作りのため普通に遊びやすい。

 

まず戦闘バランスがちょうどよい。

新大陸ごとに少しレベル上げしておけば楽に進める程度なので

シナリオを追うことに専念できます。まあこのあたりは個人差もありますが、

高難易度でない・バランスが崩壊していないのは評価できるかと。

デビュー作でこれだけのゲームバランス仕上げらるとか十分すぎるでしょうよ。

 

シナリオは説明不足感や駆け足がちに見えますが、王道をおさえているため

なんとなく理解できるギリギリのラインに仕上がっています。

 

何よりこのときからその語句センスを如何なく発揮している驚きよ。

開始直後メニューを開いて

「アーティファクト」「固有魔術」「装具変更」「運命を刻む」「深淵の闇へ」

これらが並んでいたのを見た瞬間、私は興奮しました。

これはやばいものと出会ってしまったぞと。そもそもOPから片鱗見せてましたし。

 

特徴的なグラフィックやシンプルなマップに注目しがちですが、

まあ落ち着いてプレイしてみてください。

 

正直、悲劇嘆のみでは特徴的なツクール作品の一つで

終わってしまうような出来かもしれませんが、

続編が存在する今、「メイジの転生録」が評価されている今、

「メイジの悲劇嘆」は伝説の始まりと言ってもよいのではないでしょうか。

 

ともかくこれは自分でやってみてから判断するべき作品です。

 

プレイしましたか?

 

では次は「メイジの因果録」もやってみましょうね!

 

ということで「メイジの因果録」感想へ続きます。

「Milya」感想

「Milya」

・ジャンル:ノベル

RPGツクールMV

・作者:lol_rust 様

・DL:<http://www.freem.ne.jp/win/game/13977>

 ブラウザ上でプレイ:<http://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm1684>

 

ミーリャちゃん おたんじょうび おめでとう

あなたのための お話を聞くゲームだよ

 

歩いていくとイベントが起こるタイプのノベル(ADVに近い?)ゲーム。

背景やBGMがダークな雰囲気で不気味さがあるものの、

ホラーとは何かが違うような気がする。

話の内容含め、好きな人にはたまらない雰囲気。

 

周回してようやく全貌が見えてくるというか、

輪郭がつかめるというか、そういったタイプの作品。

一周が短く前述したようなしっとりとした雰囲気が最高なので決して苦ではない。

なんとなくわかったときのゾクゾク感を是非。

 

安心してお話を聞こう!

ミーリャちゃん あなたのためのお話だよ